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高齢者の食欲低下が気になったら、普段の栄養補給や食事の仕方を見直してみましょう。毎日の献立を少し変えてみたり、食事の環境をちょっと整えるだけでも高齢者の食欲がアップする場合があります。食事量の減少と体重の減少は、免疫力の低下を引き起こす低栄養状態にも繋がります。手軽にできる栄養補給の仕方もあるので、本人の食欲を増進させるぴったりな方法を探してみましょう。

本人の好みに合わせたメニュー

まず試してもらいたいのが、本人の好みに沿った献立作りです。本人と話せる場合は、介護者といっしょに献立作りを考えてみるのも良いでしょう。食欲がない時でも、好きな食べ物の美味しそうな匂いを嗅いだり、楽しみな食事を待っているだけでも食べたいという意欲が湧くことにつながります。しかし、本人の好みに合わせた食事作りをするうえで、気を付けてもらいたいのが栄養の偏りです。好きなものばかりを食べさせて、ビタミンやミネラル、たんぱく質といった身体作りに不可欠な栄養をおろそかにさせる訳にはいきません。本人の好きな食べ物はなるべく最後の手段として、食欲がない時に献立に取り入れる程度に留めておくのが良いでしょう。

飲み込みやすいもの、食べやすいもの

食事をするという当たり前の行為には、食べ物を噛む力と飲み込む力が必要になります。咀嚼力が弱まった高齢者には、噛む負担が小さく、喉に負担がかからない食べ物がおすすめです。例えば、噛む負担が少ない汁物は、食欲がない時には特におすすめのメニューです。美味しい匂いがするポタージュも適度な栄養補給にぴったりの食事です。手軽に作れる素麺などは、食事作りに時間をかけられない介護者にも易しいメニューです。

高齢者が程よい硬さを楽しめる食事としては、喉越しの良い茶碗蒸しがあります。高齢者の味の好みにもよりますが、ゼラチンとだし汁を冷やして固めたゼリー寄せや、果物を柔らかく煮た甘いコンポートも介護食としておすすめです。

彩りよく仕上がるゼリー寄せやコンポートは材料を変えるだけで様々な味や食感が楽しめるので、毎日の代り映えのしない献立にも華を添えてくれるでしょう。

食事制限がある時のひと工夫

介護食をなかなか食べてもらえない時は、調味料や香辛料にこだわってみるのも有効な方法です。

介護食が薄味で食事が楽しめないという高齢者は少なくありません。普段の介護食に生姜や柚子を使うだけでも、辛味や良い香りが高齢者の食欲を刺激してくれる場合があります。減塩食を作る場合は、酸味や旨味を生かした食事作りを考えてみましょう。作り置きのおかずを煮物から炒め物に変更するだけでも、介護食の塩分摂取を抑えることができます。

慣れない制限食作りは、介護者にとっても負担になります。制限食作りが難しい時は、食事宅配サービスを利用するという手もあります。減塩食だけでなく、糖質制限食を選べる食事宅配サービスもあります。便利なサービスを利用して、介護者の無理のない範囲で高齢者の食事を楽しめるように工夫することも大切です。

水分不足、便秘が心配な時は

食欲不振を起こしている身体は、自然と水分も不足しがちです。普段の食事の量自体が落ちているため、本来食事から得られるはずの水分が摂取できていないためです。高齢者の食欲がないと感じた時は、汁物を添えた献立を考えてみましょう。献立にスープや味噌汁を加えるだけでも水分摂取量を増やすことができます。

便秘が原因で食欲が低下している場合もあります。高齢者が便秘の時は、腸内の活性化を意識した食事作りを心掛けましょう。善玉菌を増やす食事をさせたい時には、手軽なヨーグルトが便利です。腸内を元気にしてくれる水溶性食物繊維を摂らせたい時は、キノコ類の摂取がおすすめです。歯ごたえの良いキノコ類は咀嚼が難しいこともあるため、刻んだキノコを練りこんだ肉団子やハンバーグといったメニューを献立に取り入れると良いでしょう。また、オリーブオイルなどの良質な油を適量摂ることも便秘解消には有効です。

栄養補給には食事環境の見直しも大切

一人で食事をする孤独な時間が、高齢者の食事を楽しめないものにしている場合もあります。介護者が高齢者の食欲がないと気付いた時は、本人と家族みんなが一緒に食事できる時間を提案してみましょう。介護食をとる高齢者のストレスや不安を取り除くためにも、食事をすることが楽しいという環境を作ってあげることが大切です。

本人が食事に集中できる環境作りも重要です。小さな工夫ですが、料理の盛り付けを変えてみるのも効果的な方法です。プレートにひと盛りしただけでは食べきれないほど多く見えてしまう食事も、小さなお皿に小分けするだけで食事の量がぐっと減って見えます。高齢者がこれなら食べきれると思えるように、ボリュームをうまく抑えた盛り付けも食欲アップには有効な手段です。

無理の無い範囲で栄養補給を意識すること

高齢者の食欲不振に気が付くのは介護者や家族です。低栄養状態を避けるためにも食欲不振はなるべく早めに解消してあげたいものです。高齢者にとって普段の介護食から得る栄養は大切なものですが、介護者が負担に感じる食事作りを長く続けることはできません。普段の食事の仕方を適度に工夫したり、食事宅配サービスを上手く利用して、介護者にも高齢者にも負担がかからない食事環境と理想的な栄養補給を心がけましょう。

栄養バランスのよい宅配食がおすすめ

宅配食事サービスは栄養バランスのとれた献立を手軽に食べることができるので、毎日の食事の準備が大変な高齢者や単身赴任の方、妊婦や産後のママなど様々な方が利用しています。

実食レビュー

くーちゃん

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